今回も突然起こった脚の痛み、身体の痛みのお話です。(前回の続き)
脚が痛い時、身体全部が痛い時、あなたなら何科を受診しますか?
原因がわからない症状が出た時、何科を受診したらいいかわからないということはよくあることだと思います。
今回の私の症状も何科に行けばよいのかとても迷いました。
●関節の痛み
●全身の痛み(特に下半身の痛みが強い)
●筋肉痛のような痛み
●しびれ感
私の場合は、この4点の症状が目立っていました。
私の母が線維筋痛症、姉が膠原病を発症しているため、もしかしたら私も身体の内部の問題なのかと思い、スマホで検索してみると・・・
膠原病の症状の中に、筋痛や、関節痛などがあったため、ますます可能性を疑いました。
今までに味わったことのない身体の痛みを感じると、人ってどんどんいろんな病気を疑ってしまうものですね。
悩みに悩んだあげく、診療科目に内科と整形外科がある病院に行ってみることにしました。
受付で上記4つの症状を伝えたところ・・・
整形外科と診療科目に書いていますが、この症状だと整形外科さんに行って詳しく診察してもらった方が良いと、近くの整形外科さんを紹介していただきました。
病院の看板にかいてある診療科目って?
最初に近くの整形外科さんを紹介された時に私はとても驚きました。
だって、ホームページを見て診療科目の中に整形外科って書いてあったじゃん!
なのに、なんで違う整形外科を紹介するの?
と。
それにはこういう理由がありました。
ひこ日本は自由標榜制といって、医師免許を持っていれば、どの診療科を掲げても自由。(歯科と麻酔科をのぞく)
そのため、たとえ看板にさまざまな診療科目を標榜していても、(ホームページや看板にその診療科目がのっていても)、必ずしも専門的なことを診療できるとは限らないのです。
もし受診しようとしている病院があったら、標榜だけを見て受診しようとせずに、その病院のホームページなどがあれば、ぜひ一度確認してみて下さい。
過去にどういった疾患を専門に治療してきたのか、専門の資格や研究していた疾患などが書いてあることがあるので、ピンポイントで疑わしい病状がある場合などは専門の先生にすぐに診てもらうことができますよ。
何科を受診していいか迷ったら・・・
今回の病院に行った時に感じた私なりの解釈は・・・
内科は、原因不明の病気の最初の入り口みたいなもの。
病気全般の診療をくだして、必要がある場合は、適切な診療科を紹介する。
そこで専門的な科に行き、さらに詳しく検査するみたいな感じなのかなと。
私の症状を見て、まずは骨・関節・筋肉の病気とケガの専門である整形外科で診察してもらった方がいいと判断されたのだと思います。
もし、整形外科でも異常がなければ、またそこから違う不調の原因を考えるという形なのかなと。
もちろん、すでに身体のどこが異常かがわかっていたら専門の病院へすぐに行くべきなのだと思いますが、身体は不調だけど、全く何科に行っていいかわからない状況の時は、かかりつけ医やお近くの総合内科を受診してみると別の科を紹介してもらえると思います。
これはあくまで私の体験で思ったことなので、もし最初から疑わしい病気があった場合は、専門のお医者様がいる診療科を探して下さいね。