乳アレルギークラス6の息子、超熟食パンにて経口免疫療法を続行しています。
前回の外来での負荷試験は3月。

あれから、2ヶ月たちました。
8枚の半分から始まった経口免疫療法は、今では6枚切りの半分まで食べられるようになりました😊
一ヶ月で食べられるようになった量は、乳換算で0.21gから0.28gへ。
微々たる量ですが、少しずつ食べられる量増えてます😊
そんな息子ですが、パンを食べる時は必ずトーストして、いちごジャムをたくさんつけて食べています。
トーストしていないパンだと舌がピリピリするというのです😥
乳は熱を加えても成分が変わらないといわれているのに、どうしてそのままだと違和感があるのでしょうか?
気になったので原因を考えてみました。
違和感の原因は?
推測1:アレルギーっ子の味覚は敏感?
息子は、アレルギーのせいなのか昔からかなり味に敏感です。
小さな頃は、普段と少し材料を変えただけで、食べないこともしばしば。
今では、利き納豆をするほどです。
納豆を食べて、納豆の銘柄をあててしまいます😅
付属のタレで違いがわかるのかな?と思って普通の醤油で出してみても、すぐに気付く。
おそるべし舌の持ち主です。
そんな息子、当たり前ですが、ほんの少量でもアレルギーの材料が入っているとたいていすぐに気付きます。
もう解除になった卵も、少しだけと思ってハンバーグなどの繋ぎにいれてみても、すぐに気付き、美味しくないといって食べません。
自分がこれまで食べられなかったものだからこそ、すぐに気付くのか・・・
それとも、ただ味が嫌いなだけなのか・・・
毎回、この『違和感』の原因に悩まされてます。
というのも、卵だけでなくいろいろな食べ物でもこれは変わらない。
「舌がぴりぴりする」
「喉が変な感じがする」
食べたところで、何かアレルギーの症状らしきものはでないのですが、好んで食べません。
かかりつけの先生に話してみると、
「アレルギーのある子は舌が敏感な子が多いので、少しでも違和感を訴えたら食べさせないで下さい。血液検査で陽性にならなくても、アレルギーがあるのかもしれないので。防衛反応みたいなものですよ」
とのこと。
息子は花粉症です。
そのため、果物では口腔アレルギーをおこして食べたがらない可能性もあるんですが・・・
新しい食品を試すたびに、舌の違和感を訴えるので、そのたびに親はビクビクです。
防衛反応だとしたら、食べさせるのをやめなければいけないし、ただの好き嫌いなら栄養的にも食べさせたいし・・・。
判断が難しい・・・。
推測2:過去のトラウマ!?
もうひとつ考えられる原因としては、過去に重いアレルギー症状を起こした時の怖さを息子が覚えていること。
咳が止まらなくなり、息苦しく、意識朦朧になり、その時の苦しさと、病院で注射された時の怖さ。
本人は意識朦朧になったことは覚えていませんが、息がとても苦しかったこと、太い注射をされたのが痛くて、怖かったことをよく覚えています。
その記憶が原因なのでしょうか。
新しいものを食べる時、毎回とてもおそるおそる食べます。
何か自分に悪い症状をもたらすものが入っているかもしれないという怖さもあるのだと思います。
当たり前のことですが、そういった怖さがパンを食べるという時に蘇ってくるのかもしれません。
なので、ピリピリすると訴える。
本当はピリピリしていないのかもしれない。
ですが、記憶の中で負荷試験で食べたホットケーキ

この時と同じような食感の焼いていないパンに共通点を感じて、ピリピリしていると思い込んでいるのかもしれない。
結論
いろいろとアレルギーの本や、他に同じような事例はないのかなと調べてみましたが、結局原因はよくわかりませんでした。
ですが、本人が焼いたパンなら大丈夫と言っているのですから、これからもトーストで減感作を続けていこうと思います。
ちなみに・・・
他のアレルギーっこのママさん達にも聞いたところ、やはりアレルゲンが解除になっても、その食品を好んで食べるということは少ないみたいです。
子供の頃から、完全除去してきたのだから、味に対しての慣れがないのか・・・
はたまた、やはり人間の防衛反応なのか・・・
結論として、アレルギーがあってもなくても、食べ物に好き嫌いは存在する。
そうであれば、子供達が好んで食べない食品については、原因がはっきりしない以上、無理をさせずに他の物で栄養を補っていければそれでいいのかなと感じています。