小麦の減感作療法をうどんからリッツへ変更。

小麦アレルギー

うどんの減感作療法を始めて1年以上の娘。

最近では、うどん43gまで食べられるようになりました😊

ですが、だんだんうどんにも飽きてきて、食べることを嫌がるようになりました。

そこで、乳や卵が入っていないお菓子で小麦を試してみることに。

同じ小麦たんぱく量だと、他のものも食べられる?

①うどんを43g食べられるので、そこから食べられる小麦タンパク量を計算します

食べられるうどんのg×0.026=食べられる小麦たんぱく量
※うどん100gの小麦タンパク2.6gとして計算
2.6÷100=0.026
43g×0.026=1.118g

この計算でいくと、娘は1.118グラムまでの小麦タンパクを含むものであれば食べられる計算になるはずです。

 

②次にリッツの一枚当たりのタンパク量を計算します

栄養成分表示によるとリッツのたんぱく量は6枚で1.6gとあります。

1枚当たりのリッツのタンパク量を求めるために1.6を6で割ります。
1.6÷6=0.267
1枚あたりの小麦タンパク量は0.267g

③うどんとリッツの食べられる小麦タンパク量をあわせます

リッツ4枚で、たんぱく量は1.068g(0.267×4)

5枚だとタンパク量が1.335gになり、許容量オーバー

なので、食べられる限界は4枚まで。

計算上は大丈夫ですが、普段食べているうどんとは違うので注意が必要です。小麦タンパク量は通常より少なめ。さらに、何かあってはいけないので病院が開いている時間にチャレンジしました。

はじめての小麦のお菓子に喜ぶ娘。

あっという間に4枚完食。

そこから2時間ドキドキしながら様子を見ました。

結果は…?

いつもよりも少ない小麦たんぱく量だったので、きっと大丈夫だろうと思っていましたが、食べて10分後位から軽い咳が…。

ケホケホと言うような咳が単発であり、その後少しずつ咳の回数が増えていきました。

症状は咳のみで、蕁麻疹やかゆみ等は見られなかったので5分ほど待って、抗ヒスタミン薬を飲ませ、またまた様子見。

単発のケホケホと言う咳が続き、内服後30〜40分ほどで咳の回数が減ったので、アレルギー症状が出たのだと思われます。

たとえ、小麦タンパクが計算上では許容量とはいえ、やはり初めて食べるものはもっと慎重にならないといけませんでした。

最近は、小麦での症状が強く出ていなかったので少し安心していたのですが、きちんと気を引き締めないといけないですね。反省です。

3枚から再スタート

4枚では症状が出たので、3枚に減らして食べていくことに。

3枚を1週間続けて、次に3枚と1/4。

3枚と1/4を1週間続けて、3枚と1/2。

うどんでなくても、きちんと小麦を食べ続けると言うことが大事なので、うどんとリッツを交互にとにかく続けていこうと思います。

娘は食べられるうどんの量が増えてきたのとうどんに飽きて食べてくれないということで、別の小麦食品で試すと言う許可が出ましたが、減感作療法で決められた食べ物以外で摂取する場合は、必ず医師に相談してから試して下さいね。

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