乳アレルギーの負荷試験に再挑戦!!

負荷試験

長男くん、3年半ぶりに牛乳の負荷試験に再チャレンジしてきました。

幼稚園の入園前に、負荷試験を挑戦して以来です。

 

そこからずっと完全除去してきたのですが、血液検査の結果はランク6で依然として100を振り切っているので、あまり期待をしすぎずに負荷試験にのぞみました。

 

結果から言ってしまうと、牛乳の完全除去は継続。0.6mlでアウトでした。

負荷試験は牛乳直接ではなく、ホットケーキ

3歳の負荷試験は牛乳そのまま

3歳の時におこなった負荷試験では、牛乳をそのまま飲むという負荷試験でした。

その時は、スポイトで1滴を口の中に垂らすという一番最初の段階でOUT!

 

口に入れて1分もしないうちに、吐いてしまい、その後口がたらこのように腫れてしまいました。

 

その時点で、続けるのは危険と判断されて、以後3年間ずっと医師から『負荷試験をやってみようか』の言葉すら出ない状況でした。

 

小学校入学後、何度かアレルギー症状が出ていた(原因は不明)こともあり、もう一度きちんと、現段階でどれくらい牛乳が飲めるかを確認してみようということになりました。

 

今回の負荷試験の目的は、食べられるようになることではなく、どれくらいまでなら食べても大丈夫なのかという安全面を重視してのものです。

牛乳そのままからホットケーキに変えた理由

今回の負荷試験は、前回すぐに吐き出してしまったこともあり、ホットケーキで行うことになりました。

 

先生の話によると、牛乳を直接そのまま飲むよりもホットケーキの中に入れて同じ量を摂取した方が、比較的摂取できる可能性が上がるという説明でした。

 

また、息子の場合は、口の中の違和感を訴えることが多かったため、ホットケーキの中に入れることで、少しでも違和感なく食べられるようにと考えてくださったのだと思います。

 

負荷試験用ホットケーキの準備

50gのホットケーキに対し、10mlの牛乳をいれて作ってくるようにと指示がありました。

0.1g表示キッチンスケール

今までは違うクッキングスケールを使用していましたが、今回の負荷試験と小麦の減感作療法のために、新たに追加購入しました。

 

このスケールだと、mlも量れるし、0.1g単位で計測できます。

 

量を間違えることが本当に怖かったので、小さじ1×2ではかったあと、キッチンスケールでもう一回10mlをはかって、ホットケーキと混ぜました。

 

10mlの牛乳以外の材料は、豆乳や卵をいれてもいいということでしたが、卵もまだ口の中の違和感を訴えているので、今回はホットケーキミックス+牛乳+水で作りました。

 

乳製品は、強めに症状が出るので今回は一日入院という形です。

負荷試験 当日

検査まで

当日、軽く咳が出ていました。

風邪をひいたのが、まだ完全に治っていない状態での検査。

正直、不安もあったため、事前に病院に電話して負荷試験を行えるかを確認しました。

『当日、先生の診察で決めますね』

とのことだったので、入院の準備をして病院へ。

 

体重測定・問診をして先生の診察へ。

少し咳も出ているけど、ぜーぜーしているわけではないことと、今回の試験を逃したら、次またいつできるかわからないからということで(検査は冬休みに行っていたため)、そのまま挑戦することになりました。

1回目 1/16のホットケーキ 牛乳0.625ml相当

1/16のホットケーキを口にいれます。

指先くらいの小さなかけら。

それでも、息子は怖くてたまらないというように、ゆっくりゆっくり食べました。

食べおえてすぐに、喉が変と言って、たくさんお茶を飲む息子。

私も3年前のことを思い出し、ドキドキしながら見守っていました。

そこからお茶を何度かのんで、ようやく少し落ち着きました。

そこから20分。

2回目 1/8のホットケーキ 牛乳1.25ml相当

2回目は1回目を食べ終えて、20分後です。

1/8のホットケーキを見るなりゲンナリする息子。

「こんなにおおいの~」

と不機嫌さMAXです。

それでも、なんとかお茶で流し流し食べていると・・・

 

5分後・・・

「お腹がいたい」

とぽつり。

そこから、

「お腹いたい。なんか変。」

を繰り返したと思ったら、嘔吐。

 

けっこうな勢いで全部出てしまいました。

 

これ、味がイヤとかのレベルではないなぁと思っていると・・・

「ここで、終了にしましょう。」

と先生から一言。

 

蕁麻疹とかは何も出ていなかったものの、完全に吐き出していたのは拒絶反応だということで、今回の負荷試験はここで終了になりました。

1回めの0.625mlはセーフ?

今回の負荷試験では、2回目の摂取で嘔吐したため、1回目の摂取量0.6ml未満であれば、乳の摂取は心配ないのかな?

 

そんな疑問があったため、先生に確認してみると、

 

今回の嘔吐や腹痛という反応は1回目の摂取のものの可能性が高いとのことでした。

 

2回目摂取からすぐの反応を考えると、2回目の分量ではなく、1回目の段階で身体に症状が出ていた可能性が高いそうです。

そのため、0.6mlでアウトという結論になりました。

負荷試験を終えて

検査終了後、2時間待って退院です。

 

咳は少し出ていましたが、内服薬を飲み落ち着いており、牛乳も吐きだしてしまっているので、よっぽど大丈夫だろうということで家で一日様子を見ることになりました。

 

今回の試験で、やはり乳製品はまだまだNG。

完全除去は継続という形になりました。

 

ですが、最後に先生から希望の言葉が。

「ホットケーキはダメでしたが、次は超熟パンを試してみましょう」

と!

よくアレルギーっこのママさん達のブログなどで見ている超熟パンです!

乳の含有量が少ないと見ていたので、どうしてもチャレンジしてみたかったのです。

少しでも・・・少しでも食べれたら・・・

トンネルの先に、ほんの少しでも光が見えたら、本人も頑張れる気がして・・・

 

次の外来で超熟パン、試します。

 

追記↓↓

乳アレルギークラス6でも超熟食パンが食べれた♡
こんにちは。アレっ子兄妹のママのりんごです。7歳の息子はラストクラス6の乳アレルギーです。アレルギーが発覚した1...

 

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