こんにちは。
小麦アレルギー、ラストクラス5の娘をもつりんご🍎です。
娘は、小麦のクラスが生まれてからずっと6でした。
ですが、前回の血液検査で、ようやくクラス5に下がったこと、そして小学校の入学にあたり誤飲のリスクを知るため、負荷試験にチャレンジすることにしました😊
食物アレルギーのお子さんを持つお母さんは、一度は聞いたことがあるかもしれない負荷試験。
負荷試験について、我が家の場合について、自分も確認のためにまとめてみました📝
負荷試験は何のために行うの?その目的って?
アレルギー物質を確定するため
アレルゲンを特定するために、血液検査があると言うのは以前にお話したことがありますが…
血液検査で出た結果は、あくまで参考値であり、その食品を食べて本当にアレルギー症状が出るかどうかというのは、実際に食べてみることが一番です☝️
血液検査で陽性であっても、食べてみたら実は平気だった。ということもよくあります👀
耐性獲得を判断するため
小さい時は食べられなかった食品も、大きくなると食べられるようになっていることもよくあります😊
この試験では、食べられる量や、食べられる形態(例えば、卵のゆで加減などで変化)を判断するために行われます。
誤食時のリスクを知るため
実際に誤食をしてしまった時に、どのような症状が出るのかを事前に知っておくために行うこともあります。
集団生活に入る前などに幼稚園や保育園、小学校から事前に調べるように言われることもあります。
どうして負荷試験をしようとしたのか。
我が家の今回の負荷試験の理由は2つありました。
●小学校入学前に誤食のリスクを知っておきたい。
●小麦のω5グリアジン値からギリギリ負荷試験を行える範囲になった。
負荷試験を行うきっかけは、先生側からすすめられることもあれば、親からお願いする場合もあります。
まだお子さんが小さく、血液検査の値も大きかったり、以前に強い症状が出ている場合は、親がお願いしても断られることもあります。
外来?それとも入院?
負荷試験の方法は、外来で行う方法と、日帰り入院もしくは入院で行う方法があります。
食べる物や、症状が出るおそれが強いかどうかなどで、先生の判断で決められます。
入院の場合は、日帰り入院という形をとり、もしも症状が強くでた場合は一泊~二泊することもあります。
負荷試験の方法は?
アレルゲンの食品を微量ずつ、時間をかけて食べていきます。
最初はごく微量から始まり、15分~20分様子を見て問題がないようなら、少しずつ量を増やして食べ進めていきます。
当日の持ち物。持っていくと便利な物
当日に持っていくものは、まず負荷を行う食品。
とりわける皿
箸やスプーン🍴
コップ
お茶や水が入った水筒など
お弁当
(↑病院食も選択ができますが、アレルギーが多いお子さんだとお弁当を持参している方が多かったです。)
着替えもできれば持っていった方が良いでしょう。
食べていると嘔吐したりして汚れてしまうこともありますし、もし入院ということになった時も着替えがあった方が安心です。
絵本などはキッズルームにおいてあることもありますが、お気に入りの絵本などを持っていくと良いと思います。
女の子なら、色えんぴつとノート、ぬりえ、シールブックなどがあると結構時間をつぶせます。
少し大きい子ならDSなんかもいいかもしれません。
負荷試験の当日の流れ
当日の流れは病院によって様々ですが、私の行っている病院では次のような流れで行われました。
①身長・体重の測定
↓
②体調の検査や問診
↓
③持ってきた食品を渡す
↓
④医師が分量をはかり、親が食べさせる
↓
⑤15~20分様子を詳しく観察
↓
⑥様子を見ながら、分量を増やし食べさせる
↓
⑦観察&食べるを繰り返す
↓
⑧規定の分量を食べ終えてから2時間程様子を観察し、何も症状がでていなければ帰宅。
この⑤と⑥の間に軽い症状が出た場合は、しばらく様子を見て、通常より時間をあけて症状がおさまってからまた食べることもあります。
⑤⑥⑦の間にキッズスペースなどに行っても大丈夫な場合もありますが、病院や症状によっても違うこともあります。
摂取の量・負荷試験にかかる時間
摂取量は人により異なります。
我が家の場合は、最初は極微量からスタートしました。(1グラム以下)
それをクリアすると(1g→2g→5g→10g)
というように量が増えていきます。
負荷試験は、一度食べるごとに20分ぐらい
様子を見るため、結構な時間がかかります。
症状が全くでなくても規程の量を食べ、最後食べてから2時間くらい様子をみると4〜5時間くらいかかります。
少しでも症状が出たりすると20分以上様子をみる方もあるため、時間がさらに伸びていきます。
先生が、もう帰っても大丈夫と指示が出たら、ようやく帰宅できます。
結果が出たら
負荷試験によって、食べられる量、形状などかわかったら、そこから家庭で食べられる可能な量が先生により指示されます。
ある程度、食べられることがわかったら、医師の指示により自宅での経口減感作療法がはじまります。
長くなってしまったので、娘の小麦負荷の様子は、また次回。