食物アレルギーの血液検査とは?IgE値って何?

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アレルギーの血液検査とは

血液検査
アレルギーの血液検査とは、アレルギー(蕁麻疹・発疹・かゆみ・咳・下痢など)を疑うような症状が出た場合、その原因となるアレルゲンをつきとめるために行う血液検査のことをいいます。

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血液検査で何がわかる?

アレルギー体質かどうか

血中のIgE抗体の量からアレルギー体質が強いかどうかを調べることができます。

IgE抗体値が高いとアレルギー体質、またはアレルギー体質の可能性が高いといわれています。

また、IgE抗体値の数値と血液中の好酸球数からアトピー体質の素因があるかどうかを調べることができます。

好酸球なんてあまり聞き慣れない言葉ですよね。

この好酸球とは白血球の一種で、アトピー性皮膚炎の症状が強い時に増加するため、アトピーの重症度の判断材料にもなっています。

また、最近では、現時点での皮膚症状の重症度を正確に測れるものとして、TARCの検査を行うところも増えています。
我が家は、食物アレルギー&アトピー持ちなので、血液検査の際に、このTARCも一緒に検査しています。

アレルゲンの特定

アレルゲン(=アレルギーを引き起こす原因となる物質(抗原))を調べる目安になります。
特異的IgE抗体値の数値が高いとアレルゲンの可能性が高いと言われています。

検査結果では、特異的IgE抗体が0~100までで数値化されます。

これを、大きく0~6までの7段階に分けたものがラストクラスと呼ばれています。
ラストクラス2以上を陽性、1は擬陽性(アレルゲン疑い)、0は陰性とされていますが、この数値が高いからといってアレルギー症状が必ずしも強く出るとは限りません。
反対に数値が0であってもアレルギー症状が強く出るということもあり、必ずしも検査結果が症状と一致するとは限りません。

特異的IgEとは

アレルゲンとは本来であれば、身体に取り入れても何も問題のない物質です。
ですが、ある特定の抗体(特異的IgE抗体)をもっている人にとっては、その物質は、異物であると認識し、アレルギー反応を引き起こす引き金となるものです。

特異的IgEとは、アレルギーを引き起こす原因と疑われる物質を個別に数値化したもので、これを調べる検査を特異的IgE検査(RAST)といいます。
そのため、あらかじめアレルゲンの可能性のある物質(食べ物・花粉・ダニ等)をピックアップして、検査項目にチェックしていきます。

検査でアレルゲンを特定できるからといって、むやみやたらに検査項目を増やせるわけではありません。
そのため、何らかのアレルギー症状が出て場合、その症状を引き起こしている可能性のある物質を自分である程度めぼしをつけておく必要があります。

そのためにも、症状が出た時に何を食べていたか、どういう行動をしていたかなど、記録をとっておくと検査がスムーズになります。

この検査は、あくまでアレルギー反応がおこる可能性を示しているものであり、数値が高いからといって全く食べれないかというと、必ずしもそういうわけではありません。実際に食べてみて、症状が悪化したかどうかということが大事になります。

ラストクラス値が高くても食べられることも!

たとえば、我が家の娘の場合、現在のじゃがいものラストクラスは5ですが、問題なく食べることができています。
ラストクラス6の時には、蕁麻疹が出たり痒みが出たりしていましたが、続けて食べさせていくうち(経口免疫療法)、クラス5ですが何も症状がなく食べられるようになりました。
血液検査結果じゃがいも

反対に、息子はメロンがラストクラス2ですが、口腔アレルギーの症状(ぴりぴり・イガイガ)が出て食べていません。
血液検査結果メロン

また、クラスが0でもアレルギー症状が出るということもありますので、あくまで血液検査は、アレルゲンを特定する判断材料の一つとしてとらえておくという必要があります。

非特異的IgEとは

非特異的IgEとは、不特定のIgEの総和で、これを調べる検査を非特異的IgE検査(RIST)といいます。
IgEの値は、年齢によって変化していきます。
非特異的IgEは、その年齢の基準値と比較して高いか低いかを検査します。

総IGEの基準値
1歳未満 20IU/mL以下
1~3歳 30IU/mL以下
4~6歳 110IU/mL以下
7歳以上 170IU/mL以下

ただし、この数値が高いと症状がひどく出る、低いと症状が出ないということではありません。
症状を引き起こす可能性があるかどうかということを、数値として示しているということになります。

娘は2歳の時の検査結果が13000でした。成人の何十倍以上だね~なんて、のんきに言ってる私も15000あった時もあったので、実際この数値を私はあまり気にしていません。私も娘もアトピーがあるので、数値が高くなったのでしょう。
血液検査結果非特異的ige

この数値が高いからといって、特別に何か対処するということはありません。
我が家の場合、現在進行形で皮膚の症状を調べるために、TARC値で調べています。

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