こんにちは。アレっ子兄妹ママのりんごです。
我が家の兄妹はどちらとも食物アレルギーの症状が強く出るためエピペンを所持しています。
これは、りんご家でエピペンについてとまどったこと、悩んだことなどを記した我が家のエピペン記録です。
初めてエピペンを処方されて、不安な方、悩んでいる方の少しでもお役に立てればいいなぁと思って記録してくことにしました。
これがエピペン!?エピペンって何?
エピペンは、アナフィラキシーがあらわれた時に、症状を一時的に緩和し、アナフィラキシー・ショックに至ることを防ぐためのアドレナリン自己注射薬です。
エピペンを使用したからもう大丈夫ということではありません。

エピペンは病院で治療を受けるまでの「つなぎ」です
エピペンの効果は一時的なため、必ずただちに救急車を手配して下さい。

症状が落ち着いたから、自分の車で病院に行ってもいいのかしら?

良くなったように見えてもまた急激に悪化することがあるよ。
エピペンと救急車はセットと覚えておいて。
エピペンの効果は約15分程度。
症状が一時的におさまったとしても、症状が再び悪化する場合があるため、エピペンを打ったらすぐに救急車を手配して、医療機関を受診しましょう。
エピペンが処方されるのはどういう場合?
食物アレルギーなど、何らかのアレルギーをもった方で、重篤な症状が出る方に処方されます。
過去にアナフィラキシーを経験されている方や、アナフィラキシーを起こす可能性の高い方などに医師の診断のもと処方されます。
アナフィラキシーって?
アナフィラキシーとは、アレルギーのあるものに触れたり食べたりした時(食物、ハチ、ラテックス、薬など)に、短時間で全身にさまざまな症状が急激にあらわれるアレルギー反応です。
全身に広がる蕁麻疹や強い痒みなどの皮膚症状、連続する咳や息苦しいなどの呼吸器症状、強い腹痛や嘔吐などの消化器症状、チアノーゼや意識低下などその症状はさまざまです。
処方されるのは何歳から?
エピペンの処方は年齢というよりも体重により処方される場合とされない場合があります。
エピペンには「0.15」と「0.3」の2種類の規格がありますが、これらは年齢ではなく、体重に応じて処方されます。
「0.15㎎」や「0.3㎎」とはアドレナリンの量で、基本的には、0.15㎎のエピペンは体重15㎏未満のお子さんには処方されないことになっています。
りんご家の場合
りんご家では、兄も妹もアナフィラキシーの既往がありましたが、2人のエピペンが処方された時期は全く違います。

ぼくは、年少さん(4歳)で処方されたよ。

私は小1(6歳)で処方されたよ。
幼稚園入学時に大柄だった兄は、幼稚園の時には処方してもらえましたが、妹が15㎏になったのは小学校に入る直前だったため、妹は小1で初めてエピペンが処方されました。
エピペンを持っていないから強く症状が起こらないということではないので、次回エピペンが処方されていないがアナフィラキシーの恐れがある場合の対応について書きたいと思います。