本格的な夏が近づいてきました。
そこで心配になるのが、お弁当。
代替給食を持って行っていると、毎日のようにお弁当を持参されているかと思いますが、夏のお弁当箱って悩みますよね。
これだけ暑くなってくると、夏の暑さでお弁当が悪くなってしまうのでは?
と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
夏は保冷弁当?保温弁当?
1年前の私も、それでめちゃくちゃ悩みました。
その時に考えた選択肢が
①保冷弁当に切り替える
②夏だけ毎日お弁当を届けに行く
③保温弁当箱のままにする
②の選択肢は、「毎日、20分休み時間の間に学校に来られると友達と遊べない」という理由で息子によってあえなく却下。
そこで残った選択肢が2つ。
保冷弁当
保冷弁当にするのメリットは、やはりなんと言っても安心。
きちんと保冷しておけば、よっぽどのことがない限り、お弁当が腐ることはありません。
反対にデメリットは、お弁当が冷たいこと。
ご飯もスープもおかずも冷たい。
他のお友達は給食でホカホカごはんを食べているのに、自分だけ冷たいというのはイヤ。
保温弁当箱
保温弁当にするメリットは、保冷と反対にホカホカのご飯を食べられること。
冷たいご飯はどうしても味が落ちてしまいますから、やっぱり美味しい状態で食べさせたい。
反対にデメリットは、食中毒の危険性。
保冷と違い、しっかりと注意事項を守らないと子ども達を危険な目にあわすことに。
どちらにするべきか、かなり悩みました。
夏に保温弁当箱(ランチジャー)は大丈夫?
昨年の夏、小学校に保温弁当箱を持って行き続けました。
結果として、息子、食中毒やお腹を壊したりしてません!!
つまり、夏に保温弁当箱を持って行っても問題なかったいうことです。
もちろん、サーモスさんをはじめ保温弁当箱を販売されている各メーカーさんも、夏に使用しても問題ないと言われているので、使い方さえ間違わなければ、お弁当が傷むということを心配する必要はなさそうです。
夏にお弁当が傷む原因は?
そもそも夏場にお弁当が痛む原因は、温度による細菌の繁殖。
細菌が一番繁殖しやすい温度が30度~40度と言われています。
この温度、まさに夏の気温と一緒ですよね。
繁殖しやすい温度(約35度)だと、食中毒菌は2~3時間で食中毒を発症するレベルまで増殖してしまうそうです。
これを防ぐためには、ようは細菌が増えにくい温度に保てばいいのです。
つまり、熱くするか冷たくするかのどちらか。
保温弁当が真夏も使用できるというのは、この細菌が繁殖しやすい温度よりも高温をキープできるから。
ですが、保温弁当といっても、おかずを入れる場所は常温です。
保温されているのは、ごはんとスープの部分だけ。
つまりは、おかずは、傷む可能性があるということをしっかりと覚えておく必要があります。
おかずを傷ませないためのポイント
おかずに関しては、とくに常温保存となるため、細心の注意が必要です。
そのために、私が気をつけていたポイントはこちらです。
♦手や調理器具をしっかり洗う
◆おかずをしっかり冷ましてから詰める
◆おかずの味付けは濃い目に
◆水分がある食材は控える
◆生野菜を入れない
◆ハムやちくわ、かまぼこなどは加熱する
◆抗菌シートをかぶせる
保温弁当を腐らせないために必ず事前にチェック!!
弁当箱がどこの場所に置かれるのか?
保温弁当を学校に持って行くうえで、必ず確認してほしいところがこの保管場所です。
学校についてから、弁当はどこに置かれるのか?
先ほどまで、夏でも保温弁当は使用できます!とお伝えしていましたが、一つだけ注意したいのが弁当の置かれる場所。
直射日光や熱い自動車の中を避けて、涼しい環境であれば大丈夫です。特に菜入れは、周囲の温度に影響されるので十分気をつけてください。
メーカーでも、夏の保温弁当の使用は問題ないとしていますが、涼しい環境であれば大丈夫ということがしっかりと明記されています。
小学校に保温弁当箱を持って行く場合、その弁当箱がどこで管理されているかは、小学校やお子さんに事前に確認をとっておくとよいかと思います。
子どもの小学校では、教室保管ですが、冷房も聞いているので問題ないと思いますが、保冷剤などをしっかり用意して下さいという回答でした。
そのため、昨年の夏は傷む恐れのある水分が多めの代替え給食は保冷弁当にして、それ以外は保温弁当を使用していました。
食べるまでの時間は?
各メーカーの仕様一覧表などにもしっかり明記されているかと思いますが、保温効力をしっかり確認してみてください。
(●時間)で○度以上
という記載されているかと思います。
この時間の保温効果時間を過ぎてしまうと、保温力は下がっていってしまいます。
保温力が下がってくると、細菌の活動しやすい温度になってしまいお弁当が傷みやすくなりますので、お弁当を詰めてから遅くても6時間以内には食べられかを確認しましょう。
詰める量は適切?
ご飯やスープなどは、適切な量を入れないと保温効果は保てません。
スープが少なすぎても、ご飯が少なすぎても保温効果が期待できなくなります。
予熱はしっかり
スープやご飯を詰める前に、しっかりと予熱をすることで保温効果が保たれます。
スープ、ご飯の容器、それと保温容器にも熱湯を入れて、しっかりと予熱しておきましょう。
予熱が終わったら、しっかりと水分をふきとり、熱々のスープと、炊きたてのご飯をいれます。
実際に使用しているランチジャーは?
りんご家が実際に使用しているのは、サーモスのステンレスランチジャー。

いろんなメーカーを調べましたが、これが一番子どものサイズとしてはちょうど良かった。
兄は青、妹はピンクを持って行ってます。
同じクラスにいる食物アレルギーの子も同じランチジャーを持ってきてましたし、インスタとかでも同じランチジャーを見かけます。
1年実際に使用してみて、アレルギーっ子に人気の保温弁当箱なの納得です。
