こんにちは。アレっ子兄妹ママのりんごです。
娘には、乳・卵・小麦・ゴマなどさまざまなアレルギーがあります。
そんな娘は、小学校では給食メニューに似せた代替弁当を持参しています。
基本的には、前日までにアレルギー献立表を見て、代替用の材料をそろえておくようにしているのですが、時には購入し忘れることも。
今回は、そんな購入しわすれた時のお話です。
明日は焼きそば。
普段なら米粉のやきそば麺を用意しているところが材料がない!
さぁ、どうしよう。
代替食材をさがせ!
ここで、突然ですが1年前のお話です。
息子の給食代替を作り始めたばかりのころ、すべてを給食と同じように見えるようにしようとするあまりに、普段は買わない食材をつど献立にあわせて購入していました。
マッシュルームや水煮大豆、ひよこ豆などなど。
普段の我が家の食卓には並んだものがないものもたくさん。
つど購入しているうちに、我が家の家計はとんでもないことになってしまいました。
給食では、1食だいたい250円くらいかもしれませんが、私のつくる給食代替は完全にオーバーしていました。
2ヶ月ぐらいで金銭面で限界を感じ、どんどん献立を偽食材へ変更。
かまぼこ→卵不使用ちくわ
マッシュルーム→エリンギ・しめじ
牛肉→豚肉
ひよこ豆や水煮大豆→さいの目にきったじゃがいも
白いんげん→じゃがいも
アプリコット→黄桃缶
こんな感じで、どんどん変更していきました。
息子に他の子達と違うっていわれるかな?とドキドキしていたら・・・

苦手な物が入ってないから、いっつもこっちにしてほしい
との言葉が。他のお友達と違うけどいいのかと心配しましたが、

食べるのは僕だから見た目が近ければ全然いいよ!
とのこと。
息子の言葉に気付かされました。
考えてみたら、食べるのは息子だけ。
じっくり見るのも息子だけ。
だったら・・・
無理して給食を全く同じに作る必要ないじゃん!!
ということで、そこから
見た目が似ていて、美味しければOK!!
という考え方に変わりました。
給食は栄養素をきちんと考えて作られていますが、母親が手作り弁当持っていってる時点で、別に昼に全ての栄養とる必要ないんですよね。
昼に足りない分は、朝や夜に食べればいい!!
そう考えたら、給食の代替作りもとても気が楽になりました。
素材にこだわらなくてもいいじゃないか!
というわけで、話は戻って焼きそばの代替麺のお話です。
家にある材料で代替えになりそうな食材を探してみると・・・
フォー、ビーフン、センレック、米粉パスタ、ライスパスタ。
家でよく作る焼きそばは、焼きそば麺以外だとセンレックがあります。
でも、これらの麺だと代替給食としては、色や形状的に『ザ・焼きそば』という感じにはなりません。
センレックやビーフンでつくると時間がたつと、くっついてしまい食べにくいというマイナス点もあります。
作ってすぐに食べるならいいけど、お弁当で食べるには、ちょっと大変です。
ライスパスタでも作ったことがありますが、あまにり白っぽくて焼きそばっぽく見えないんですよね。
ということで、今回は一番見た目的にも近かったこちらをチョイスしました。
米粉のパスタなんですが、原材料にとうもろこしも入っているため、茹でた時の見た目はまさにパスタ!!
これなら、見た目は中華麺にも近いクリーム色。
というわけで、こちらを茹でて焼きそばを作ってみました。
出来上がりがこちら。
試食で夜に作ったものを娘に食べてもらいました。
美味しいと食べる娘。

明日はコレ持ってく♪♪
どうやら、成功のようです。
私も食べてみましたが、違和感なし!
炒めてもベチャベチャにならないし、時間がたってもくっついたりしなかったのが代替弁当にも向いているなという感想です。
朝はこれをもう一度作って代替弁当にいれようと思います。
これなら、焼きそば麺を買わなくてもいいかなぁとも思いますが、専用のものは専用の麺でやはり美味しいので、次はちゃんとストックもしておこうと思います。
代替食を食べるのは子供自身!
今回のことで改めて気付かされたこと。
それは、給食の代替食を食べるのが子供自身だということ。
今までは、できる限り同じ食材を使用し、食べられないものだけを除去するようにしていましたが、子供にとって嬉しいのは子供が美味しいと思うものを食べられること。
我が家の食卓ではほとんど食べることのないひよこ豆や、マッシュルームを代替のためだけに購入する必要なんて全くなかった。
もちろん子供がその食材を好きで食べているならば購入しますが、そうでないならば、似た色、似た形状の子供の好きな食べ物に変えてしまって全くないんだということに気付かされました。
とくに、我が家の場合は学校からの指示があって同じメニューを作っているわけではありません。
あくまで、子供達が他の子達と同じようなメニューを食べられるようにという私の考えからです。
同じメニューを作ることに固執していましたが、そのお弁当を食べて子供が喜ぶことが一番。
子育てをしていると子供に教えられることもたくさんあります。
まだまだ日々精進せねば・・・ですね