アレルギーっ子の防災備蓄・非常食を考えてみた

食物アレルギーっこの非常食・アルファ米食物アレルギー

アレルギーっ子がもしも被災したら・・・。

地震や洪水、大雪などで被災した場合の備蓄はどういうものを準備したらいいんだろう?

もし避難所に食料の備蓄があったとしても、炊き出しをしてもらっても、我が家の子ども達が食べられる可能性は低い。

そう思った時に、災害用の備蓄を少しずつ始めることにしました。

アレルギー対応の備蓄食料

アレルギー対応している備蓄食品は、今とても増えていて、種類も豊富になってきています。

 

ですが、アレルギー対応ということもあってか、結構お値段としてもお高め設定。

 

なかなか被災用のためだけに・・・というと、購入に悩みます。

 

そのため、我が家の被災用のアレルギー用備蓄食料には、きっちりとアレルギー対応と明記してあるものは多くありません。

 

≪りんご家の備蓄食料≫

・水

・ごはん(白米)

アルファ化米の保存食アレルギー対応

・お米麺(ライスパスタやフォーなど)

・パスタ(長男用)

・レトルトのおかゆ

・コーンフレーク

賞味期限の長いクッキーアレルギー対応

・賞味期限の長いレトルト商品(常温保存のミートボールやハンバーグ)

 

 

水だけでご飯が作れるアルファ化米(尾西の携帯おにぎり)

我が家で備蓄している、アレルギー対応のものはこちら。

 

お湯を注いで15分、水を注いで60分で食べられます。


尾西の携帯おにぎり 五目おこわ

尾西の携帯おにぎり 五目おこわ(40g)

アレルギーっこの非常食に!尾西のおにぎり鮭

尾西の携帯おにぎり 鮭(40g)

作り方も非常に簡単。

お湯が必要ないため、子供でも作れます。

アルファ米 おにぎり鮭 原材料

 

災害時の場合でも、白米だけだとどうしても飽きてくるかなと思い、こういった味付きのアルファ米を用意しています。

 

このアルファ米とスプーン、ミネラルウォーターをセットにして防災バックに入れています。

 

 

アレルギー物質27品目&ナッツ不使用『尾西のライスクッキー』

もうひとつは、こちらのクッキー。

アレルギーっ子の防災・非常食 ライスクッキー
尾西のライスクッキー いちご味 5年保存

27品目アレルギー原材料不使用 クッキー いちご味

長期保存もでき、甘い物が食べたくなった子供達にもいいかなと思い購入しています。

 

ときどき、幼稚園のおやつの代替えにも使用していましたが、ほんのりいちご味がして美味しいですよ。

 

個包装になっているとさらに嬉しいのですが、そうなると長期保存が難しくなるのでしょうか。

 

米粉クッキー 原材料

 

いちご味の他に、ココナッツ風味のライスクッキーもありますがナッツ類が使用されています。

 

ナッツにもアレルギーがある我が家は、こちらのいちご味を常備しています。

 

コーンフレークは小麦アレの非常食に適してる!?

また、我が家は小麦アレルギーの娘がいるため、乾パンを備蓄食料として持っていません。

 

そのかわりに常備しているものが、

 

常温で夏も冬も保存ができて、そのまま食べられるコーンフレークです。

 

一見すると、防災用の非常食には不向きのように思われるかもしれませんが、コーンフレークは賞味期限も長く、もしもの時は、何も調理の必要もなくそのまま食べられます。

 

火も水も必要ないうえに、もともと栄養機能食品。

 

災害時に不安な栄養面でも、きっちり補ってくれます。

 

我が家の場合はよく食べるものなので常備していてますが、普段あまり食べないご家庭でも、賞味期限が近くなったらお子さんのおやつや朝食に出して、すぐに新しい物に取り換えることが簡単な食品です。

 

このようなコーンフレークのストックの仕方は、ローリングストック法といわれています。

 

ローリングストック法とは

ローリングストック法は、日常的に食べる非常食にもなる食品を多めにストックし、それを定期的に使用し、食べたら再び買い足し、常にストックしておくことで日用品を防災用として使用する方法です。

 

これだと、ちょっとした缶づめや乾麺、インスタント麺を万が一の時に非常食として使用することができ、また保存食の賞味期限が切れたという心配もありません。

 

缶づめは重いので、非常時の持ち出しには不向きです。

 

ですが、台風などで電気もガスも止まり買出しにも行けず、家に閉じこもっていないといけない状態という時に、魚や果物の缶づめなど、さまざまな種類の缶づめがあると安心できますよ。

 

アレっ子の我が家にもすごく使える方法なので、我が家はこの方法を採用しています。

ガスボンベは多めに備蓄

我が家の防災の最も必要になるであろうものは、ガスボンベです。

 

ライフラインが止まった時、自分達で火を使用できるかできないかはアレっ子にとって、とても重要です。

 

たとえ避難所で菓子パンを配られても、カップラーメンを配られても、我が家の子どもは食べることができません。

 

ガスや水道、電気が通ってなくても、自分の家に戻ることが可能であれば、水とカセットコンロとボンベ、食料品さえあればなんとか食べられます。

 

ガスコンロがあれば、土鍋でご飯は炊けるし、ライスパスタや、レトルトご飯も食べられます。

 

災害時ではなくても、急な停電などにも備えられますし、ガスボンベは長期保存が可能なため、すぐに使い切る必要はありません。

 

ゆっくりローリングストック法で循環しています。

 

そのため、りんご家ではガスボンベを多めに備蓄しています。

ガスボンベの1本当たりの使用可能時間は?

ガスボンベを備蓄しているといっても、ガスボンベは1本ではたして何ができるのでしょうか。

 

ガスボンベ1本で使用できる時間は、およそ1時間強ほどと言われています。

 

朝、昼、夜にそれぞれ20分ずつ使用するとしても1日1本。

 

もちろん気温が低ければ、温めるためにもっと本数を必要とします。

 

1週間ライフラインが断たれると考えたら、夏場で少なくても7本以上の備蓄は確保しておきたいところです。

 

もちろん家族の人数で左右されると思いますが、

我が家は、カセットボンベが安い時に購入し、常に9本以上はストックするようにしています。

 

冬の鍋の時には、ガスボンベを使用し、使い終わったらその都度補充することで、使用期限切れも防げますので、無駄になることはありません。

ローリングストック法を用いて、気軽に防災

食べ”ながら”防災。

 

防災用品を揃えようと意気込むとなかなか揃えられませんが、いつもよりほんの少しストックを増やす。

 

アレっ子がいる家庭では、アレルギー対応の食品を考えがちですが、そこを重く考えずに毎日のくらしの中で備蓄する。

 

そんな防災の仕方もありなのかなぁと思っています。

 

ちょっとした風邪で外出できない時にも役に立ちますよ。

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