アトピーっ子とプール。プール後の痒みを抑えるには?

アトピー・プールの後の痒みの対策アトピー

夏が近づいてきて、子供達が小学校でプールに入るようになりました。

アトピーの方でなくても、敏感肌の方ならわかるかと思うのですが、プールの後って肌が痒くなりませんか?

私もそうですが、子供達も非常に痒がります。

この痒みを抑える方法はないのでしょうか。

プールの後の痒みはなぜ起きる?

プールの後のどうしようもない痒み。

プールの後の乾燥による痒み。

 

アトピーっ子が痒くなるのは、プールの消毒のために使用されている塩素が原因と言われています。

 

アトピーでもともと傷ついた肌や弱った肌は、皮膚のバリア機能が低下し、簡単に塩素が肌の奥にまで侵入してしまいます。

 

また長時間プールに入り続けていると、皮膚はふやけ、バリア機能はさらに低下してしまい、肌への刺激はさらに強くなります。

 

肌本来のバリア機能が低下しているアトピーっ子の肌は、そのため塩素の侵入を容易にゆるしてしまいます。

 

それを防ぐために、プールに入る前に薄くワセリンを塗ることを推奨されている医師の方もいらっしゃいます。

 

ワセリンを皮膚症状が気になるところに塗ることにより、塩素による刺激をうけにくくなります。

 

また、プールの前にワセリンを塗ることが難しい場合は、『今日はプールがあるよ』という日の朝にいつもよりしっかりとワセリンを塗っておきましょう。

 

しかし、プールによってはワセリンなどが禁止されているところもありますし、小学校でも使用不可のところがありますので、事前に確認が必要になります。

 

アトピーっ子の肌は、日焼けによっても悪化してしまうことも多いので、学校の許可が下りている場合は、ラッシュガードを着用しましょう。

プールの後はしっかりシャワー&保湿

プール後にできる一番簡単で、一番効果のある方法。

 

それは、

 

プール後は充分にシャワーをする!

シャワーの後は保湿をしっかりする!

ということです。

 

すごく簡単なことですが、

これは絶対必要です。

 

身体中しっかりです。とくにもともと痒みのある場所や、水着の中もしっかりとシャワーをして塩素を洗い流しましょう。

 

小学校では親が一緒に行くわけにはいかないので、

子供達には、シャワーでしっかりと塩素を洗い流し、保湿クリーム(ヒルドイドクリームなど)で、早めに保湿するように言い聞かせています。

 

といっても、長男の場合は、しっかりと保湿クリームを塗ってきてはくれません。

 

そのためプールの日は、学校から帰ってきたらシャワーに直行です。

 

お風呂に、ビタミンC粉末を入れると塩素が中和され、アトピーの肌にもよいと書かれているものを読んだことがありますが、我が家の場合は、ぬるめのシャワーとヒルドイドで痒みがおさまるので使っていません。

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子供達、入浴剤でも痒がるものがあるので、新しいものを使うのが怖いんですよね。

 

効果があるのなら使用してみたい気もします。

 

もし、子供にあわなくても大人がビタミン摂取の目的でも飲めるというところが、無駄にならないのでありがたいです。

 

プールの季節だからこそ

プールで肌が痒くなるのは、やはりバリア機能が低下している場所。

 

湿疹が出ていたり、肌を触ってみるとガサガサになっていたりするので、直接触るとすぐにわかります。

 

夏場は汗をかくことも増え、肌の調子も悪化してしまいますが、プールの季節が始まる前に、お薬や保湿剤などでしっかりと肌の調子を整えると、プールの終わった後の痒みがだいぶ減りますよ。

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