ラテックスアレルギーはアイプチ・つけまつげ・化粧スポンジにも注意!ラテックスフリーで対策を!

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ラテックスアレルギーが発症して10年以上。

できるだけ天然ゴムの製品は避けてきましたが、ラテックス成分が使われていると気付かずに肌に触れるものを使ってしまって大変なことになりました。

ラテックスアレルギーって?

ラテックスアレルギーとは、天然ゴムに含まれているたんぱく質がアレルゲンとなって様々な症状をひきおこす即時型アレルギーの一種です。

 

症状としては、赤みや痒み、蕁麻疹などの皮膚症状や、ひどくなると呼吸困難に陥ったり、血圧の低下や、意識障害などのアナフィラキシーショックをおこすこともあります。

ラテックスアレルギーで注意すべきこと

ラテックスアレルギーがある場合、注意したいのが歯医者に行ったときです。

歯医者での申告もれ

私の場合、ラテックスアレルギーは自覚していましたが、歯医者では問診票でアレルギーの有無でラテックスについて何も書いていませんでした。

 

何も考えずに歯医者で治療したその帰り。

 

口がブーンと腫れあがりました。

 

何かにかぶれたかなぁぐらいでいましたが、また次の歯医者の後にも腫れと痒み。

 

二回も連続でかぶれるのはおかしいなと思い調べてみると、原因は歯医者さんで使用される手袋にラテックスが使用されているとのこと。

 

次の受診の際に、ラテックスアレルギーであることを伝え、手袋をかえてもらいました。

 

もちろん、その後からは腫れやかゆみが起こっていません。

 

歯医者に行った後、口のまわりがなんだか痒いというかたは、一度ラテックスアレルギーフリーの手袋にしてくださいと伝えてみると良いかもしれません。

 

それで痒みがおさまったり、腫れないと言う場合は、ラテックスアレルギーの可能性が高いので、病院にいって検査をすることをおすすめします。

病院での採血や手術でも申告を忘れずに

また、病院で採血する時に腕をしばるチューブもゴム製ですし、手術でも、術中に使う手袋以外にも様々な医療機器でラテックスが使用されています。

 

最近では、テレビドラマなどでも、たびたびラテックスアレルギーの患者さんが出てきたりするので、ご存じの方も多いかと思いますが、もし何らかの病気で医療機関に行った場合は、必ずラテックスアレルギーであると伝えましょう。

 

妊娠されて産婦人科に通院される場合も、事前にアレルギーの申告を忘れないようにしましょう。

 

私や子供達のようにアトピーなどのアレルギー体質の方は、ラテックスアレルギーになる確率の高いハイリスクグループに属するそうです。

 

ゴム手袋をすると痒くなったり、南国系の果物を食べて口の中がピリピリした経験がある方などは、大きな手術などがある場合は、お医者様に相談したり、事前に血液検査でラテックスアレルギーの有無を調べておくと安心です。

果物にも注意

ラテックスアレルギーは、ゴムそのものだけでなく、このアレルゲンと交差反応性のあるアボガド、バナナ、栗、キウイフルーツなどに対しても注意が必要です。

 

これらの果物を食べることにより、口腔アレルギー(喉がいがいがしたり、舌がしびれるなど)や重篤なアナフィラキシーを起こすことがあります。

 

私の場合、血液検査でラテックスアレルギー陽性が出た時に、医師に南国系の果物はできるだけ食べないようにと言われました。

 

今は食べていても症状が出ていなくても、いつ大きく症状が悪化するかわからないそうです。

 

アボカドは大好きでしたが、その先生の言葉が怖くて食べるのをやめました。

 

栗やバナナ、キウイはもともと苦手というか、変な感じがしていたので食べていません。

 

また、最近ではマンゴーを食べても喉がイガイガするようになってきました。

 

ラテックスに対し、高い共通抗原性がある栗、バナナ、キウイ、アボガドに対し、マンゴーは中程度の共通抗原性があるとされています。

 

中程度の共通抗原性があるものとしては、マンゴーの他にも同じく南国系の果物のパパイヤ、パイナップルパッションフルーツであったり、メロン、モモ、リンゴ、イチジクなど、また意外なものでは人参やほうれん草などがあります。

つけまつげやアイプチも!化粧品の成分は確認を!

つけまつげ グルーかぶれ ラテックスアレルギー

ラテックスアレルギーということを自覚すると、あからさまにゴムが含まれているものは避けて生活をおくっているかと思います。

 

ゴム手袋や、ゴム風船、天然ゴム使用の絆創膏などは一切使用していません。

 

だいたい日常に使用されている物では、明らかにゴム製品であるとわかったり、肌に異変があるとすぐに使わなくなるのですが、気をつけたいのは、普段は使用しない物や意外なものです。

 

私の場合は、友達の結婚式にと初めてつけまつげを使用したときに、ラテックスアレルギーの症状が出ました。

 

使用して5分もたたずに目がボーンと腫れあがりました。

 

すぐにつけまつげを外して、クレンジングしましたが、すぐには腫れも痒みもひかず、両方の目がお岩さん状態に・・・。

 

最初は何でそうなったのかわかりませんでしたが、調べてみたらつけまつげのグルー(まつげのり)が原因でした。

 

私が何の気なしに購入したつけまつげのグルーには、ゴムラテックスの成分が含まれていました。

 

もともと敏感肌なので、接着剤にかぶれたのかと思っていましたが、そうではなく、ゴム成分に対してのアレルギー反応だったようです。

 

それと、もうひとつ注意したいメイク道具。

 

それがアイプチです。

 

きれいなぱっちり二重にあこがれて、アイプチを使用しましたが、こちらも同じように、まぶたが腫れて、ひどい痒みがでました。

 

ひどい症状が出てから確認してみると、アイプチもラテックス成分が含まれている商品でした。

 

ラテックスアレルギーの方がアイプチを購入する際には、アレルギーフリーのアイプチを選ぶようにしましょう。

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見落としがちなメイクスポンジ・パフにも要注意!

ファンデーションを塗っていて、なぜかお肌が荒れるという方は、一度ご使用のメイクスポンジの素材をチェックしてみてください。

 

メイクスポンジには、天然ゴム(ラテックス)を使用しているものが多いので、敏感肌の方、アトピーの方は特に注意が必要です。

 

今現在アレルギーを発症していなくても、アトピーなどでお肌に傷のある場合は、ラテックスが使用されているパフを使用し続けることでの経皮感作にも注意が必要です。

今現状で、ラテックスアレルギーの症状がひどく出ていないという方も、毎日お肌に直接使用するものこそ、ラテックスフリーのメイクスポンジ・パフを選び、経皮感作のリスクを減らしましょう。

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