紫外線アレルギーの方にとっても、日焼けしたくない方にとっても必需品のアームカバー。
最近では、すごくおしゃれなアームカバーも多数売られていますが、紫外線アレルギーのある私が選ぶポイントは下の3つ。
●紫外線カット率が高いもの
●付け心地の良いもの
●着用していて不便ではないもの
実際に使用してみた効果や使用感を比較し、購入する時に選ぶポイントをまとめてみました。
アームカバーの比較すべきポイントは?
用途を確認
アームカバーは大別すると2種類に分かれています。
それぞれ用途が違うため、効果や使い心地にも違いがあります。
私はここを理解していなかったため、何度もアームカバーを買いなおすことになりました。
用途が違うアームカバーは、洗い替え用として使用していますが、どうしても二軍選手入りに。
アームカバーを購入する時は、使用する場所や目的をはっきりさせると、購入後の使い心地や満足度が変わってきます。
紫外線アレルギー&日焼け対策
紫外線をカットしてくれるアームカバー。
紫外線カット率が高く、春や夏など薄着になってきた時に、腕にさっと装着できるもの。
●肌が弱くて日焼け止めなどが塗れない敏感肌の人にも嬉しい肌に優しい素材も多数。
●夏場の冷房対策にも使える。
夏は、お店に入ったときに冷房がガンガンにきいていて肌寒いこともあるので、最近増えているオシャレなアームカバーなどは、そのままつけたまま入店することもできるので普段使いに便利です。
いくつか種類を持っていれば、服に合わせたコーディネートもできて、いかにもアームカバーをつけていますという感じにならないので、アームカバーをつけることに抵抗がある人にも使いやすいです。
スポーツ用
もうひとつは、ランニングやゴルフ、自転車などスポーツをする時に使用するもの。
●サポーターとしての役割が大きく、適度なコンプレッション(着圧)がり、スポーツ時の疲労軽減やパフォーマンスの向上に役立つタイプもある。
●吸汗速乾機能などが備わっているため、汗によるべたつきなども抑えられ快適に使用することができる。
スポーツ時の紫外線対策に使用するため、締め付け感を感じるのが苦手な方には不向き。
いかにもスポーツ用という素材も多いため、そのままお店に入店することに若干抵抗があるデザインもあったりします。
紫外線アレルギーの私が考えるチェックポイント
指の有無
私には非常に大事になるこのポイント。
まずは、2つを比較します。
親指までしっかりカバーしているので、ちょっとしたおでかけにはこれを使用しています。
指は意外に焼けやすく、とくに運転中などに親指が全部出ていると、親指に粟粒状の湿疹が・・・
メリットは指を覆う部分が多いので紫外線をガードしやすいこと
デメリットは手を洗う時などは、いちいち脱がないといけないという点。子供さんと一緒に砂遊びをするよという場合は、適していません。
続いてはこちら。指の穴があいていて、そこから指を通すタイプ。
何か手先でする作業がある場合は、圧倒的にこちらが使いやすいです。
指の部分を外して、腕まくりをするように手を全部出せるし、普段は手の甲まで隠れているので、指の先までしっかり紫外線対策しなくても大丈夫という方はこちらでも良いと思います。
長さの比較
アームカバーは、長さの種類も豊富です。
こちらも用途によって変わってくると思うのですが、たとえば袖なしの服を着た場合などは特に長さは重要になります。
二の腕のどの部分までカバーできるかというのは、紫外線アレルギーの方にとっては非常に重要なポイント。
私は腕が短いので、実際に腕が長い方が着用したらもう少し変わってくるかもしれませんが、腕を全てカバーしたいと思ったら58㎝位以上のものをオススメします。
半袖などでカバーできるから、そこまで長くなくても大丈夫。と思われるかもしれませんが、運転などで腕を曲げた時に、半袖部分から腕が見えてしまって紫外線を浴びてしまうということもあります。
反対に5分袖や7分袖のトップスが多いという場合は、短くても全く問題ないと思います。
自分の持っている服に合わせて、選ぶのが一番です。
接触冷感は必要?
こちらは100均で購入した綿素材のアームカバーです。
当初メッシュにもなっていて、涼しいかなと思って購入したのですが・・・
正直、暑いです。
さらに、メッシュのせいもあるのだと思いますが、紫外線アレルギーの私には効果ありませんでした。
装着しないよりはもちろん良いと思うのですが、これで長時間外にいるとほぼアレルギーの症状が出ます。
一方、黒で熱を吸収してしまうはずの他の2枚。
こちらは、接触冷感がついており、つけていても暑さを感じることはありません。
さらに、スポーツ用品店で買ったものは、逆に着けていた方が涼しいと感じる程です。
ストレッチも効いていて、暑さも軽減してくれるので、夏場でも一番ストレスなくつけられます。
夏場にアームカバーを外で使用する機会が多いのであれば、接触冷感と吸汗速乾はおすすめです。
運転するなら滑り止めは必須
運転する機会が多い方は、手のひらに滑り止めがついているものをおすすめします。
こういうタイプのものですね。
ハンドルを握って運転していると、滑り止めがついていないものはかなり滑りやすいです。
スポーツタイプで涼しくて使いやすいアームカバーももっていますが、滑り止めがついていないために、運転時は使用を控えています。
滑り止めがついていない場合は手袋でカバー
滑り止め付のハンドカバーを重ねて使用するという方法もあります。
運転時のみハンドカバーを着用し、外に出る時は、車の中にハンドカバーを置いておく。
そうすると、ハンドルを握る指も紫外線を浴びることもなく、完璧に手をガードできます。
私は長時間のドライブ時は必ず、滑り止め付の指先まで覆えるハンドカバーで紫外線対策しています。
スマホ対応・タッチパネル対応か
ここで、ハンドカバーを購入する時に必ず見ておきたいポイントが一つ。
タッチパネル対応かどうかという点。
ナビを操作するにしても、とにかくタッチパネル・スマホ対応のものを選んだ方がベスト。
ナビを操作するたびにわざわざ手袋をはずして、操作して、また手袋をはく。
これを面倒だなぁと思う方は、タッチパネル対応のものを選ぶとよいかと思います。
タッチパネル対応の商品でも、タッチパネルの操作性がいまいち・・・
ということもあるので、ネットなどで購入する場合は、レビューなどをきちんと確認して購入しましょう。
洗濯は可能?
UV加工がしてあるといっても、やはり洗濯するたびにUVカット効果は落ちていくと言われています。
そんな時は、洗濯するたびに紫外線カット効果が強くなっていくという洗剤を使用してみるという手もあります。
洗濯するたびに、紫外線カットできるようになるため、普段使用している洋服も紫外線カットアイテムに格上げできます。
紫外線アレルギーには日焼け止めとのW使いを!
どんどんアームカバーの種類も増え、紫外線を大きくカットできるものも増えています。
ですが、アームカバーをしても100%紫外線がカットできるわけではありません。
カット率が高いものほど効果が高いのはもちろんですが、やはり紫外線アレルギーがあると少しの紫外線でも反応してしまいます。
ほんの少しの外出なら大丈夫かもしれませんが、長時間外にいる時や、ドライブをする時、日差しが非常に強い時は、日焼け止めと併用することをオススメします。
アトピー&敏感肌の紫外線アレルギー対策を考える(日焼け止め編)