昨年は4.5月頃と10月頃にかけて何度も学校から呼び出しがあった息子。
毎回理由はほとんど同じ。
「咳が出ていて息苦しさを訴えています」
というもの。
今年の6月にもまた同じことで電話がありました。
この時から息子はずっと喘息予防薬(ロイコトリエン拮抗薬)を飲んでいます。
咳が出ていたのは、食物アレルギーのせい?喘息のせい?
今年の6月から、ロイコトリエン拮抗薬(我が家はキプレスのジェネリック(モンテルカストチュアブル錠))を飲み始めた息子。
ずっと先生ともお話をさせていただいたり、さまざまな検査をしてきましたが、やはりはっきりとした咳の理由はいまだにわかっていません。
前回の検査(呼吸機能検査)の結果や、呼気NO検査が40ppb以上であることからもほぼ喘息で間違いそうなのですが、もともと家や外出先では、喘息のような咳や息苦しさを訴えたことがないのはどうしてなんでしょう・・・?
私が子供の頃小児喘息と診断されたそうなのですが、その時は、家でもどこでも咳が出ていた気がします。
ですが、息子は学校での掃除の後ばかり。
風邪をひいても、家で掃除をしていても、ヒューヒューとする咳が出てくることはありません。
息子の小学校では、給食の後に、掃除を行います。そしてその後に外遊びや室内遊び。
そのため、食物が原因なのかそれ以外が原因なのか、判断が難しくなっていました。
給食でもアレルゲンのものを食べていない、掃除中はマスクはしている、では運動が原因なのだろうか?と、いろいろ悩んできた1年でしたが、病院に行って、喘息予防薬を飲み始めてから息子の咳がぴたりと止まりました。
薬を飲んで症状が落ち着いているということは・・・
モンテルカストを飲み始めてから学校で息苦しくなるということはなくなったようで、学校からは一度も呼び出しがきていません。
他の行動は何も変えていないため(掃除中のマスクや食後の外遊び等)、きっと薬を飲んでいるおかげで咳が抑えられているのだと思います。
ロイコトリエン拮抗薬は、非常に効果がある場合とそうではない場合があるそうなので、息子はきっと非常に相性が良かったのだと思います。
ロイコトリエン拮抗薬は、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などの内服治療薬としてよく処方されるのだそうです。
抗アレルギー薬に分類されるそうなのですが、抗ヒスタミン薬と違う点として、喉にくるアレルギーに特に効果があるという説明をうけました。
先生の説明とネットなどでいろいろ調べた私なりの解釈としては、息子の咳が出なくなった経緯は次のようなものなのかなと考えています。
常に気道に炎症がある状態で、何らかのアレルゲンが刺激となった時に気道が狭くなりゼーゼーする咳や息苦しさが出る。
↓
気道の炎症や気管支の収縮を薬で抑えている
↓
炎症が抑えられているため、何らかの同じアレルゲンが身体に入ってきたとしても、少しの刺激では咳が出ていない。
(※あくまで私の解釈です)
医療従事者じゃないので、間違っていたらすみません・・・。
もう少し先生に詳しく聞いてみたいなとも思うのですが、きちんと教えて頂いたとしても、すぐに理解できるだけの頭が私にはないので、きっとこうなんだろうな・・・という程度です。
私なりの解釈
食物アレルギーのことは、8年かけてだいぶ理解してきたつもりですが、喘息についてはまだまだ勉強が必要です。
ただ、お薬で症状が落ち着いているので、今までの学校での咳の原因は食物である可能性は低いのではないかなと考えています。
秋は喘息が多いと言われている時期でもあるし、花粉にも、犬&猫にも、ハウスダストにもアレルギーがある息子。
食物以外のアレルゲンが喘息のような症状を引き起こしていた可能性が高く、そして、その症状は毎日の抗ヒスタミン薬では抑えられなかったが、ロイコトリエン拮抗薬で抑え込むことに成功しているのでは?というのが私なりの解釈です。
再び同じ症状で息子が苦しむことがないよう、私も日々勉強です。